2024年6月30日
2024年6月17日(月)に沖縄で開催された、第4回 海の森サンゴ再生プロジェクト発表会に参加してきました。
開幕の「ミルクムナリ」
沖縄で開催された「第4回 海の森サンゴ再生プロジェクト発表会」は、会場がほぼ満席となり、参加者の環境への関心の高さが感じられました。
開幕は、沖縄で有名な「ミルクムナリ」の踊りで華やかに始まりました。太鼓の音と力強い踊りは、「目覚めよ日本人、頼むぞ日本人」と語りかけているようで、胸に響きました。(最近、『今日誰の為に生きる?』を読んだからかもしれません)
トリニティによる環境改善
トリニティを使用して環境を改善した方々が成果を発表しました。
COD(化学的酸素要求量)とは水の汚れの度合いを示す数値で、この値が高いと水中の酸素が奪われ、魚が住めなくなります。
トリニティを投入する前後で公共機関に数値を測定してもらったところ、明らかに低下していました。
三重県志摩半島での取り組み
三重県志摩市の牡蠣殻にトリニティを被膜して海に沈める試みが行われ、地元の海女さんたちに協力していただきました。
その結果、ヘドロが軽減し、アマモ(海藻)が復活しました。
この成果は海女団体にもプレゼンされました。また、あご湾賢島の真珠養殖でもヘドロの軽減が見られました。
アカモクの復活
福井県小浜市漁業組合さんにご協力していただき、アカモクの復活が進められています。
アカモクは赤潮などの原因となるプランクトンの異常発生を抑え、海に酸素を供給する役割を持ちます。現在、アカモクの藻場を造成する自治体が増えており、トリニティの使用によって漁獲量も増加しているそうです。
トリニティ堆肥の効果
半田市の酪農家玉村さんから牛糞を利用してトリニティ堆肥を作るお話がありました。
この堆肥は臭いが全くなく、質が高いため、牛糞処理に悩む現状に最適な解決策となっています。